No3. 屋根工事 ガルテクト

リフォーム前の写真です。
以前に屋根を塗装されておりましたが、雨漏りは勾配が強いためしませんが、縁切りがされておりません。屋根の塗装は塗装直後ではなく、数年後に雨漏りする危険性があるので、お勧めいたしません。塗装はせず、ガルバリウム鋼板でリフォームした方が、当初は、塗装よりお値段は高いですが、長い目でみると経済的です。縁切りがなされていないとコロニアルの底辺部分に塗料が付着してしまい、雨水の逃げ場がなくなってしまいます。雨漏りの修理にいくとほとんどが以前に塗装したものです。

リフォーム前の写真。
コロニアルの耐久年数は、15年から20年程です。
現在では、外観、耐久性に優れた多くのガルバリウム鋼板があります。
特にガルテクトはお勧めです。

通常のルーフィングより、厚く強度の強いゴムアスルーフィングを一段一段引きながらふいていきました。右の写真はある程度屋根工事が進んだ写真ではと小屋の写真です。個人的には、ガルテクトは、表面が硬く、屋根の外観も綺麗なので好きな素材です。





左の写真はガルテクトのけらば部分です。ガルテクトのけらばは、かっこいいですね。
また、右の写真ですが、今回の工事には、通常の貫ではなくタフモックを使用しています。壁際にある棒状のものです。
タフモックはとても耐久性があります。通常の貫は、20年程で腐ってしまいますが、タフモックでのリフォームならまず大丈夫です。
写真ではわかりませんが、タフモックの下には、雨漏りしないよう細工を施しております。

ギア部分。
ギアのリフォームは非常に手間がかかります。
今回の工事は、道幅も狭い上に車の往来も多いので、大変神経を使いました。
ガルテクトは軽量で地震に強いですが、工事途中に強風が吹くと軽量なので、飛ばされてしまうのです。




今まで、結構な数のガルテクト屋根工事をおこなってきました。感想としては、他のガルバリウム鋼板と比べても
骨太な頑丈な屋根材という印象をもっています。
ガルテクトは全5色です。
数年前はブラックが弊社では多かったのですが、最近はグリーン、ブルーブラウンと様々な色がでています。
FAQ
弊社にはガルテクトについて頻繁に御相談メールが寄せられます。
クリックで全文、回答が表示されます。
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ガルテクトは価格と性能のバランスがとれた製品なのでしょうか
現在、屋根のトラブルに悩まされています。
ひとつは、屋根の色落ちが激しく見た目に汚さを感じているという点。
そして、もうひとつは屋根裏が暑くて困っているという点です。
築30年の一戸建て、今までに屋根をリフォームした経験はありません。
このような悩みを業者さんに相談したところ、「塗装工事をするよりも、屋根をカバー工法でリフォームするべき」という意見を聞きました。 しかし、カバー工法という方法を選んだ場合には、余計蒸すようなイメージもあります。 塗装工事だけで充分ではないかと思っているのですが、そういうわけでもないのでしょうか。
ちなみに業者さんからはガルテクトという素材を勧められています。
ですが、気になるのが費用です。あまり工事が高くつきますと、施工をしてもらうことはほぼできないかと思います。
塗装工事の方が安くなるという話も聞いたのですが、塗装の場合にはたびたび手を入れなければならない手間が発生するので、価格的にはあまり変わらないという指摘もありました。
ガルテクトの価格というのは、どの程度のものなのでしょうか。
業者によってピンキリです、と言われてもいるのですが、目安として知りたいと思っています。
さらにガルテクト以外にも、ガルテクトFという素材も存在すると聞いたのですが、これはどのような違いがあるのでしょうか。性能以外にも、価格の差はありますか。【屋根修理の達人】からの回答
30年経過した屋根の場合、間違いなく塗装工事だけでは十分でありません。むしろ、20年前後でリフォームする方が多く、下地まで痛んでいないかと心配になる程、適正期間をオーバーしています。
屋根の色褪せ、屋根裏が暑くて困っている方の場合はガルテクトはお勧めです。ガルテクトは色褪せしにくいし以下の実験結果のように最大暑さ16mmのポリイソシアヌレートフォームが裏面に補填したある上に遮熱鋼板を使用しているので暑さ軽減には非常に優れたガルバリウム鋼板です。
経験的にも上記のガルテクト工事は東京足立区のお客様なのですが、ガルテクト施行前に御自身で屋根裏にもぐられ、ガルテクト施行後にまた御自身で屋根裏にもぐらられたのですが、ガルテクト施行後の方が夏涼しく、冬暖かさがあるとおっしゃっておりました。
繰り返しになりますが、30年経過した屋根をたびたび塗装工事するのは不可能です。屋根材自体の耐久年数をこえているのが理由です。
ガルテクトの価格は本当に業者間で違います。参考までに弊社では70㎡切妻の場合、50万円程度はいただいております。足場代は含んでいませんし地域差もあると思います。
ただ、実際は、屋根の形状にかなり左右されます。弊社では、本谷、1Fに屋根がある、急勾配などの場合割増料金をいただいております。
ガルテクトFは東日本大震災が起きて数か月後に発売されたのでまだ本当に最近、発売されました。
ガルテクトとガルテクトFの違いはガルテクトFの方がフッ素塗装で塗膜保障20年です。ただ、結構、材料代に差があります。
私は、個人的には新築の場合はガルテクトFでやられれば、多大なメリットを享受できますが、リフォームの場合は通常のガルテクトで十分だと思います。というのは住宅そのものの寿命が関係してくるからです。 -
ガルテクトでの屋根工事、他のものより高くならないか?
築26年、コロニアルという素材を屋根に使用している一戸建てに住んでおります。
屋根が古びてきましたので、リフォームを検討しています。
実際に業者の方に話を聞いてみたところ、このコロニアルという素材にガルテクトをかぶせるカバー工法という方法を勧められています。
業者の方に聞いたのですが、我が家の屋根にはアスベストが使用されているそうです。
屋根を張り替えるような場合には、アスベストが飛散することもあるかもしれないからあまり勧められないということ、そして屋根材を廃棄する場合にかなり高額の費用がかかってしまう可能性があるという話も聞きました。コロニアルという素材の上に防水シートを敷くので、防水性については心配いらないとも説明されました。また、ガルテクトは裏に断熱材が使用されているので、暑いシーズンでも問題がないとされているそうですね。
ですが、気になるのは価格です。
屋根のリフォームには想像以上の費用がかかるということを知り、驚いています。実際にガルテクトを使用した工事費用を見ても驚いてしまいました。 ガルテクトを使用した屋根工事というのは、基本的に屋根リフォームの価格の中でもどのくらいのランクに位置するのでしょうか。 高級な素材であれば、代用が効くものにしても良いかとも思っています。【屋根修理の達人】からの回答
私はお客様にだいたい、ガルテクト屋根リフォーム工事のランクは中の上か上の下と説明させていただいております。
横暖ルーフという使用頻度の高い屋根材があるのですが、大体、中の中ではないかと思います。
ガルテクトより上のものは、メタルルーフ、マックス瓦、ルーガなどがあります。
ガルテクトは業者間でだいぶ値段のひらきがあります。
弊社では、横暖ルーフよりは高いですが、びっくりする程ひらきはないです。
何社か見積もりをお取りになるのをお勧めいたします。ただ、安かろう悪かろうになってしまっては困りますので注意は必要だと思います。
屋根材温度比較
法
人口太陽を試験体の屋外側に照射し、80分経過後に屋内側をサーモカメラで撮影。
[試験環境温度:30度]


ガルテクト施行例
















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